2025/01/29 10:52

このページでは、梅のおいしさ健康パワーレシピなど、梅に関する様々な情報をご紹介します。

また皆さまからお寄せいただいたメールやお手紙、写真、自慢のレシピやこだわりの梅仕事、

梅にまつわる思い出話などもご紹介させていただき、梅好きの皆さまと一緒に梅生活を楽しめる場に出来たらと思っています。

よろしくお願いします!

 

●うめじゅー ~梅好きになったきっかけ~

 幼い頃、私はクルマ酔いが酷く、帰省でおばあちゃんの家に行く途中の峠道がとても苦手でした。

父親にクルマを停めてもらい、歩いて峠道を登った回数は数えきれないほどです。

 

祖母は、帰省する孫や子供たちのために、すき焼きや柿の葉寿司を用意してくれています。

しかしクルマに酔っている私は、それより楽しみにしている飲み物がありました。

 

果実酒用の大きなビンに漬け込まれた、祖母手作りの青梅濃縮飲料です。

ビンには「梅汁」と書かれたラベルが貼られていて、私たちは「うめじゅー」と呼んでいました。

これを水で割って飲みます。

 

とてもさっぱりしていて、優しい酸味と爽やかな梅の香りがクルマ酔いを癒してくれました。

 

あの峠道を乗り切ったら「うめじゅー」が飲める。

だからもう少し頑張ろう、そんな思い出の飲みものです。

 

祖母亡き今となっては梅汁の詳細なレシピは分かりませんが、

青梅を砂糖漬けにした梅シロップだったと思います。

 

「うめじゅー」として梅シロップを飲み切ってしまうと、ビン底にはエキスが抜けたしわくちゃの青梅がゴロゴロしています。

このしわくちゃ青梅にはコリコリとした弾力があり、種の中からは甘酸っぱい濃厚な味が浸みだしてきます。

 

しわくちゃ青梅は、おやつに最高でした。

  

今になって振り返ると、この幼い頃の体験が、私が梅好きになったきっかけじゃないかと思います。

一番好きな果物はいつの間にか梅となり、飴やガムなどのお菓子や自動販売機の飲料も、

いつしか自然と梅味を選ぶようになっていました。

もちろんおにぎりは梅干し入り一択です。

 

自分はなぜ梅が好きなのか、このコラムを通じて気づくことが出来ました!

皆さんも、なぜ梅が好きになったのか思い出してみて下さい。

 

ではまた。

 

サプリメントアドバイザー

~takamichi~